はにおの家の庭に、引っ越してきたときには生えていなかったつくしが最近生えてくるようになりました。
つくしを採りに行くのは面倒だけど、庭に生えているなら食べてみようかなと思いました。庭に生えているつくしを採取すること5分。

こんなにいっぱい採れました。
つくしの探し方
野原や川の土手など色んな所に生えていると思います。つくしは酸性土壌に生えてきます。
つくしは良いとしても一緒に生えてくるスギナは草むしりが一苦労だと思います。アルカリ性の土壌に変えてしまえば生えてこないので石灰をまくのも一つの手段です。

この知識、子供の時に知りたかった。大変な草むしりしなくて済んだのになぁ・・・
つくしの毒性
つくしにはチアミノーゼ、アルカノイド、無機ケイ素などの毒が微量に含まれています。大量に食べると麻痺や幻覚を見るらしいのですが、それほど大量のつくしを食べないので大丈夫だと思います。
ただし、ニコチン過敏症、心臓疾患、腎臓疾患の人は食べない方が良いです。
つくしの栄養
毒性があると脅しましたが栄養も豊富です。
ベータカロチン、ビタミンC、ビタミンE、葉酸などが含まれています。ビタミンEは野菜と比べてもトップクラスの含有量です。
ツクシフラボノイド、コハク酸という抗アレルギー成分が含まれているので花粉症の改善にも効果があるそうです。
つくしの選び方
穂先の部分が締まっていて胞子が散っていないつくしが美味しいつくし。穂先が開ききっているつくしは枯れる前なので茎が痩せてて美味しくないらしい。

赤い丸の中のつくしが穂先の締まったつくし、青い丸のつくしが穂先の開いたつくしです。

穂先の開いたつくし、美味しくないらしいけど食べてみようかな~
つくしの下処理
はかまを取る

茎の途中のギザギザしたのがはかまです。これを手で取っていきます。爪の間が黒くなるので嫌な人は手袋推奨です。

こんな感じで全部やります。


超面倒臭い!
ここは皆さん面倒臭いのを耐えて下さい。
水洗い

水につけておくやり方もあるみたいだけど普通に洗います。
頑張ってはかま取ったけど虫食いの物が混じっているのに気が付いてこの後処分しました。
アク抜き
アクを抜くためにゆでるのですが方法がいくつかあるみたいです。
- 何も入れず普通にゆでる
- 重曹を入れてゆでる
- 塩を入れてゆでる
- 塩、酢を入れてゆでる
ネット上で書かれているのが多い順に並べてみました。
はにおは2の重曹を入れてゆでることにしました。ゆですぎるとふにゃふにゃになるので早めに上げましょう。

ゆでると水が緑色になります。これがアクらしいです。
この後ザルにあげて水洗いします。アクの苦手な人は水洗いの回数増やすと良いらしいです。
料理
つくしの料理はCOOKPADなどのレシピサイトで探してみて下さい。

つくしの卵とじ

卵入れたら当然美味しいです。つくしはもやしに似た食感かな。穂先がちょっと苦いです。
そして、穂先の開いたつくしも全然食べれます。完全に開いた穂先部分は食感が少し悪いけど茎部分は変わりないです。穂先部分だけ捨てても良いかもしれません。
つくしのお浸し

つくし本来の味を楽しんでいない気がしたので、後日お浸しを作りました。かつおぶしを少しかけて頂きました。
穂先の苦みも程よく美味しく頂けました。
庭から出たくないので量が少なくなりました(笑)
最後に
微量の毒性がありますが花粉症の改善にも効果のあるつくし。近所にいっぱい生えている所があるなら、いっぱい採って料理するのも良いと思います。
はにおも庭から生えてきたつくしをまた料理しようと思います。
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