家族に持病持ちがいて都会での暮らしに不安を感じている人。都会で店を失ってしまった、職を失ってしまったなどの理由で心機一転頑張りたい人。
そんな人達が今、地方移住を考えているそうです。
感染者の多い都会から引っ越してきたら地方の人は迷惑するだろう。そう思って遠慮している人もいるかもしれません。
引っ越し前の2週間しっかり自粛してくれて、引っ越した後しばらくは様子をみてくれるのなら地方に住む人間としては地方移住は大歓迎です。
この時期に地方移住を考えるのなら本気だということは分かります。
本気で地方移住を考えている人に紹介したいのが地域おこし協力隊です。
地域おこし協力隊
1年以上3年以下の期間、地方自治体の委嘱を受け、地域で生活し、各種の地域協力活動を行う人達のことです。活動費という名目の給料が支払われます。
都市部から地方に移住する人が対象となっています。地方から地方への移住には使えません。
地域おこし協力隊として働くメリットも多いので紹介します。
意外と給料が良い
月に20万円以上活動費が支給される仕事も多いです。検索してみると現在57件募集されています。地方移住したばかりで20万円以上の収入が約束されているのは良いのではないでしょうか。
色々な仕事が出来る
農業、漁業、林業、様々なジャンルの仕事の募集があります。さらにスポーツのジャンルもあってバスケをしながら農業をする仕事、サッカー教室のコーチなどもあります。
農業、漁業、林業などはやりたくてもなかなか始められないないので、ノウハウを学びながら給料も貰えるのは良いと思います。期間満了後は自分でそのジャンルの仕事を続けることも可能です。
後継者不足で廃業してしまった、する予定の旅館、カフェ、農園などをそのまま引き継ぐ募集などもあります。
自由にやりたいことが出来る
決まった仕事の募集だけでなく、地方を盛り上げる事ならなんでも良いという募集もあります。
自分でこういうお店をやりたい、こういうイベントをやりたいなどがあれば自治体にプレゼンして採用されるパターンもあります。
自治体の協力も得やすいですし、活動費が毎月貰えて自分のやりたいことが出来ます。
スカウトを待つ方法もある
コロナの影響で数が減っていますが、現在250ほどの募集があります。しかし、250の中には自分のやりたい仕事が無い人もいると思います。
そんな人は隊員希望登録をしてスカウトを待ちましょう。
住居支援
家賃全額支給や、地域おこし協力隊参加中の住居提供してくれる自治体が多いです。全額ではなくても一部支援してくれたりします。
地域おこし協力隊に興味のある人はホームページで確認してください。
自治体からの補助
地域おこし協力隊を利用せずに移住したい人もいると思います。移住先の自治体ごとに補助をしてくれるので利用すると良いと思います。
家を建てたり、リフォームする費用の補助。地方で企業する際の費用の補助。移住するだけでお金が貰える制度などもあります。
移住したい地域の自治体ホームページで確認してください。
下記ページに色々な自治体の補助や支援情報が載っています。
日田市も載っていました。日田市は移住支援しているので移住者が多いです。
最後に
コロナで都会で暮らすのが嫌になっている人も多いと思います。地方での暮らしは楽ではありませんが地域おこし協力隊を利用すれば負担を軽減出来ると思います。
感染者が減っている時期なら移住先の地方住民もそんなに嫌な顔はしないと思います。
コロナが長期化することも考えて、ぜひ地方移住を考えてみて下さい。
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