スポンサーリンク

アレルギーと交差反応について

未分類

こんにちは、はにおです。アレルギーの交差反応って知ってますか?交差反応を知っておくとアレルギー持ちの人はもちろん、それ以外の人にも役に立つ話です。

はにおは納豆が好きなのですが、納豆アレルギーの80%がマリンスポーツをやっているそうです。

なんでだ(・ω・?)

海と納豆、関係なさそうですが原因はクラゲにあります。クラゲに刺されることによってアレルギーが発症すると納豆にもアレルギーが出るようになってしまいます。クラゲのネバネバ成分のPGA(ポリガンマグルタミン酸)と納豆のネバネバ成分が一緒なので、納豆でもアレルギーが出るようになってしまうのです。

このように違った原因物質でアレルギーが出ることを交差反応と言います。食べるの大好きなはにおとしては好きな食べ物が食べられなくなるのは困ります。先に知っていれば、納豆食べられなくなると嫌だからクラゲに注意するみたいな対処も出来ます。

色々な交差反応について見ていきましょう。

スポンサーリンク

納豆

もう話した納豆。クラゲでアレルギー発症した人が納豆食べられないのはもう話しましたが、PGAは他にも色々使われています。スポーツ飲料、調味料、カップ麺、石鹸、化粧品、アレルギーの無い人には安全な成分なので色々使われています。成分表示にポリグルタミン酸、PGAなどの表示がされていると思います。

当然、中華料理で出てくるクラゲは食べられません。このアレルギーはアナフィラキシーショックを起こす可能性が高いので注意です。

アレルギーで病院に行く時にクラゲに刺されたことが有ると伝えると病院も原因特定に役立つと思います。

肉が食べられなくなる交差反応があります。

恐ろしい~(;´・ω・)

それはマダニです。家の中にいるダニじゃなく外の草むらにいるダニです。

元々の肉アレルギーの人はIgE抗体の反応で起きますが、マダニの場合はアルファーガルという糖によって起きます。人間にはアルファーガルは無いのですが牛肉などにはアルファーガルがあります。

発症の確率は低いのですが外に行く時は虫よけスプレーをする、ペットのダニ対策をするなどの対策をすると良いでしょう。

エビ、カニ

はにおはもともと甲殻類アレルギーです。口が痒くなったりしますが普通に食べてます。絶対マネはしないでください。一度全身蕁麻疹でヤバいことになった経験があります。

エビアレルギーのある人は65%くらいの確率ででカニ、ロブスターアレルギーです。アレルギーの原因はトロポミオシンというたんぱく質です。たこ、イカ、貝にもトロポミオシンが含まれていますがアレルギー発症確率は20%くらいです。

これらも交差反応ですが近い物なので想像もつくと思います。想像がつかない物ではダニ、ゴキブリがあります。ダニは家の中にいるイエダニです。

ダニの糞、死骸などを少しずつ吸い込むことにより甲殻類アレルギーが発症します。消費者庁のデータによると、小さい子供が初めて発症するアレルギーのトップ5に甲殻類アレルギーは入ってません。18歳になるとトップになります。

消費者庁調査報告書内データ、年齢別原因食物(初発集計)

大人になっていくと発症する甲殻類アレルギー。これまでの人生でエビを食べ過ぎたからアレルギーになったというよりも、ダニの糞や死骸を毎日少しずつ吸い込んだからアレルギーになったとはにおは考えます。

逆に考えると現在甲殻類アレルギーの人はダニやゴキブリでもアレルギーが出るので掃除はしっかりしましょう。

小さい子のいる家庭では子供の将来の為に掃除はしっかりしましょう。

バナナ、アボカド、キウイ、栗

いっぱい出てきました。医療現場でこのアレルギーが多いことで分かったのですがラテックスアレルギーとの交差反応です。ラテックスとは天然ゴム製品のことで、ゴム風船、ゴム手袋などです。医療現場では手術用の手袋、カテーテルなどかあり、触る機会が多いために発症します。

この交差反応は医療現場では問題になりラテックス・フルーツ症候群と呼ばれています。現在は非ラテックスの手袋や手術器具が増えています。

ゴムに触れる機会の多い人はバナナ、アボカド、キウイ、栗を食べる時はアレルギーのことを気にしましょう。

花粉症

花粉症は食べ物では無いのですが多すぎるのでひとくくりにしました。

ヒノキ科

花粉症の代表ともいえるスギ花粉、ヒノキ花粉との交差反応です。トマト、りんご、桃、メロン、キウイなどと交差反応が出る可能性があります。一般的な花粉症の人はこれらの食品のアレルギーに注意しましょう。

カバノキ科

カバノキ科の植物はシラカバ、シラカンバ、ハンノキ、オオバヤシャブシ、ヤシャブシです。

リンゴ、西洋ナシ、サクランボ、モモ、アーモンド、ニンジン、ジャガイモ、大豆、ピーナッツ、キウイ、マンゴー、オレンジ、山芋、くるみ他多数と交差反応が出る可能性があります。

花粉が1月から5月に飛散します。カバノキ科の花粉にアレルギーのある人は色んな食品にも注意が必要です。

イネ科

アシ、ススキ、カモガヤ、稲、小麦、大麦などがイネ科の植物です。米、小麦、大麦、ライ麦、オートミール、ハトムギ、トウモロコシ、サトウキビ、ジャガイモ、トマト、リンゴ、メロン、スイカ、オレンジ等で交差反応が出る可能性があります。

何かしらのイネ科の植物が1年中咲いてるので花粉は年中飛んでます。

キク科

キク科の中でもヨモギ属、ブタクサ属で交差反応の出る物が違います。

セロリ、ニンジン、りんご、メロン、ピーナッツ等がキク科ヨモギ属との交差反応が出る可能性があります。

メロン、すいか、バナナ等がキク科ブタクサ属との交差反応が出る可能性があります。

ヨモギは8月から11月、ブタクサは9月から10月が花粉が飛んでいます。

まとめると花粉症の人はアレルギー症状の出るフルーツ、野菜があるかもしれないので注意です。花粉症じゃなくてもマスクしたりして花粉を大量に吸い込まないようにしましょう。

モモのアレルギーを持ってる人はりんごや梨など同じバラ科のフルーツと交差反応が出る可能性が高いです。同じ科同士の食べ物の交差性が高いですが他の科でも交差反応は出ます。血液検査でモモのアレルギーが無くても他の植物との交差反応で症状が出る場合もあります。

家でアレルギー検査出来るキットの紹介しようと思ってましたがちょっと高かったです。病院のアレルギー科で検査するのが良いと思います。アレルギー科以外でも症状に応じた科で検査してくれます。

保険は何か症状があって検査すれば保険適用ですが、ただ検査に行くと全額負担です。アレルギー症状がある時はついでに他も調べてもらいましょう。

今日はアレルギーの交差反応について調べて書いてみました。はにおも知らないことがあって勉強になりました。アレルギー持ってない人は対策してこれからもアレルギーのない人生を過ごせるようにしましょう。

コメント

タイトルとURLをコピーしました